7. アウグスティノのように
今日は、先日、マキシミリアン神父の証しの記事で、「2013年5月4日に、ミオのセミナーで召命を発見したふたりの着衣式が、アウグスティノカノン修道会でが行われました」と書いたことについて、もう少し詳しくお話ししたいと思います。
これがその時の写真です。
このふたりは、どちらもミオによって召命を見いだしました。
向かって右側の人はドイツ人で、両親ともプロテスタントの信者さんです。彼は歌を聴く賜物があり、ミオに出会ってからすでに30曲ほど作曲しています。
向かって右側の人はドイツ人で、両親ともプロテスタントの信者さんです。彼は歌を聴く賜物があり、ミオに出会ってからすでに30曲ほど作曲しています。
向かって左側の人はクロアチア人で、ミオと出会ったときはプロのカメラマンでした。ミッションディバインラブのHPに掲載されている写真は彼が撮ったものです。
今日は彼、エルビアについてのエピソードをかいつまんでお話しいたします。
これはミオの講話の中に度々出てくる話ですので、セミナーに参加された方にはおなじみの話かも知れませんが、ぜひもう一度お楽しみください。
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ある時、ミオのところに一人の青年が訪ねて来ました。
彼は、「あなたがうちの母親を自殺から救ってくださったことに対してお礼を言いに来ました」と言いました。
その「母親」というのは、夫婦関係も経営する会社もうまくいかず、子供達もみな神様から離れて好き勝手に暮らしているので、生きている意味を失っていました。
そして、ある時、とうとう自殺を決意しました。
死ぬ前に彼女が自分がこれから入るはずの家族のお墓を掃除していると、ちょうど、通りかかった知人が彼女の様子のおかしいのに気付きました。
死ぬ前に彼女が自分がこれから入るはずの家族のお墓を掃除していると、ちょうど、通りかかった知人が彼女の様子のおかしいのに気付きました。
そして、彼女をミオのところに連れて行きました。
ミオは彼女のために祈り、いつもの通り、信仰の三つのステップで祈るように勧めました。
ミオは、「あなたの息子さんのひとりは、聖アウグスティノのようになるから、神への信頼をもって祈り続けてください」と言うと、彼女は答えました。
「えっ!!あの子が聖アウグスティノのようにですって!? あの子は都会で好き勝手な一人暮らしをしているんですよ。
まあ、、、確かに、、、最初の頃のアウグスティノのようではありますが・・・」
ミオは、聖モニカに倣って祈り続けるようにと励まし、ミオも祈り続けました。
その後、彼女のさまざまな問題が解決されてゆきました。
そんなある日、その青年がミオを訪ねて来たのです。
そんなある日、その青年がミオを訪ねて来たのです。
青年はさらに言いました。「ボクは神なんて信じないから、祈りとか、そういうことは興味ないので、私に神の話はしないでください。でも、あなたのおかげで母は生きています。そのお礼だけをどうしても言いたかったんです。忙しいので、これで失礼します。」
ミオは、この青年にどうやったら神様を伝えられるだろう、と心の中で考えました。
すると、その時、電話が鳴りました。
相手は、悪魔との問題を持っている人でした。ミオは霊の解放の奉仕もしていますが、その頃、この人のために電話で定期的に祈っていました。
ミオは青年に、「君は神様には興味がないかも知れないけど、もしかして、悪魔には興味があるかな?」と聞きました。
青年は、驚きつつもうなずいたので、ミオは電話の相手に許可をもらって、スピーカーをオンにして相手の声が青年にも聞こえるようにしました。
ミオの祈りに反応して、電話の相手の中の悪魔がうめいたり、叫んだりするのを青年は目を丸くして聴いていました。
こうして、その日の祈りは終わり、電話を切ったミオは、「ま、君には関係のないことさ。今聴いたことは忘れた方がいいよ」と言いました。
青年は、「イヤイヤイヤイヤ! 確かに悪魔はいるんだ。今、聴いたじゃないか。ということは神様もいるんだ。これをみんなに知らせないと!!!」と言いました。
これが青年、エルビアの回心の始まりでした。それから彼はミオのセミナーに何度も参加し、告解をし、祈りを学び、聖書を読み始め、しばらくするとチームに入り、ミオのセミナーを手伝うようになり、ミオが各国、各地へ土地の祈りに行くときも同行するようになりました。
そして、召命を感じ、アウグスティノカノン修道会に入会しました。これらは、ここ4年くらいの間に起こったことです。
そして、召命を感じ、アウグスティノカノン修道会に入会しました。これらは、ここ4年くらいの間に起こったことです。
そして、つい先日、上の写真のように、着衣式を受けました。
これから、彼が、そうして写真のもう一人の青年も、聖アウグスティノの歩んだ道を歩み続けて行けますように、どうぞお祈りをお願いいたします。
日本でもミオのセミナーに参加して召命を見い出した人たちがいます。すでにその道を歩み始めた方々もいらっしゃいます。また、司祭職がどれほど素晴らしいかということを再発見し、新たな気持ちでイエスの代理者である司祭職を生き始めた方々もいらっしゃいます。
これらは、すべてセミナーの実りだ、とミオは言います。
神に感謝と讃美!