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2013年5月 7日 (火)

3.ミオの講話の内容

今日は、ミオの講話の内容についてお話したいと思います。

前にもお話した通り、ミオは司祭ではなく、家庭を持つ父親です。その彼がなぜ信仰の霊的セミナーを指導するようになったのでしょう?
彼の講話は、その話からはじまります。きっかけはメジュゴリエでの神様との体験ですが、今日、2013年5月1日現在までにミオは4回来日し、これまで各地で行った信仰の霊的セミナーでは毎回この同じ内容の話をしています。

なぜなら、いつも始めて参加される方がいらっしゃるから同じ話をせざるをえないのです。何度かミオのセミナーに参加された方は、同じ話を何度も聴くことになります。そういう方には気の毒ですが、これははしょるわけにはいかない、大事な内容なのです。

でも、私は、日本でのミオの通訳をつとめさせていただいていますが、通訳をしながら毎回新たな気づきをいただいていますから、同じ話を何度も聴かれている方々の中にも、私と同様の思いの方がいらっしゃるのではないかと思います。

Img_6185        講話の様子です。クロアチア語→ドイツ語→日本語に通訳されます。

この話の内容のように、ミオは自分が体験して来たことだけを話します。自分の体験に基づいた生ける神、愛と慈しみの神を伝えてくれます。
ミオはたくさんの賜物を神様にいただいていますが、だからと言って彼の人生が人もうらやむような順風満帆だというわけではありません。それどころかその反対です。

しかし彼は、「トゲのある薔薇は美しく、良い香りがする」と言います。人生の苦難がその人を美しく、香り高い人に作り上げてくれる、と言うのです。もちろん、神様と共に歩むなら、ですが。
「知識の賜物や癒しの賜物、その他たくさんの賜物を持つ神様に愛されているミオが、いったいどんな苦難を味わったと言うのか?
それは私の苦難に比べればきっと大したことはないに違いない」と思われるでしょうか?

どんな苦難かと言えば、例えば、これも彼が毎回話すことですが、彼の4人の子供達のうち、長女をのぞいた3人は大きな問題を抱えて生まれました。

長男のミカエルは、水頭症、脳腫瘍、自分の意志で筋肉を動かすことができない病気、消化能力の欠如という、ひとつでも死に至る病気をもっていました。母の胎内にいるときに、医者に堕胎を勧められました。

次男のダニエルは母の胎内にいたときに、脳があまりに小さすぎて生まれても生き続けることができないと医者に言われ、これも堕胎するように勧められました。
もしも堕胎しないなら、母親も生命の危険もある、と言われました。

三男のエマヌエルは出産予定日の3週間前に母体が破水して母子とも危険な状態になりました。

今では3人の男の子たちは皆、健康体です。長男のミカエルは最近12歳になりました。それは神様からのお恵みであり、このお恵みをいただくためにミオがどのように祈って来たかを話してくれます。

ミオの講話を要約すると、「今、自分に与えられている状況を受け入れる」「その状況に感謝する」「神様が義と全能をもってこの状況に来られ、栄光を現してくださるように祈る」ということです。

読むと誰にでも簡単にできそうですが、実行するのはそれはそれは大変です。わたしはミオと知り合って6年になりますが、まだこれを完璧に実行できていないと感じます。
ですから、ミオの講話が助けになると思います。
ミオはこれを「信仰の三つのステップ」と名づけています。これらのことはどの福音書にも書かれている、とも言います。
本当に書かれているかどうか、どうぞお確かめになってみてはいかがでしょう?

これを実行するにあたって、ミオが勧めるのは、「神様はわたしを愛してくださっている、と心から信じること」です。
自分の弱さや罪の傾向のゆえに、それが信じられないときは、日に何度か口に出して言ってみるといい、と私は経験上思います。
これもどうぞ試してみてください。

わたしは個人的なブログを他に持っていますが、そこで、この信仰の三つのステップについて触れたことがあります。

すると、それを読まれた方が、このステップを祈っていただいたお恵みについてお手紙をくださいました。


この方は、ある時期、家庭内で色々なことが起こり、それに精一杯対処していましたが、ひとつの節目を向かえたときに、突然立てなくなってしまいました。ひとの介添えなしに歩けない状態が6ヶ月間も続きました。
ご主人に支えていただいて病院に通ったそうです。

今は健康な状態に戻られていますが、その時は回復するかどうかも分からなく、きっと不安な毎日を過ごされたことと思います。そんな状態を「受け入れること」から始められて祈り続けられたのです。この方の信仰と、その信仰をくださった神様に感謝!


許可をいただきましたので、今日はその一部を証しとして紹介させていただきたいと思います。なお、抜粋のため文章はほんの少し変えてありますが、内容には差し支えないと思います。
その方は、今年のミオのセミナーに何度か参加してくださり、さらに大きなお恵みをいただいたとのことです。 


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 この状況を受け入れます

  あなたがお許しになったこの状況を感謝します

  そしてあなたに捧げます

  この状況を通して 

主よ、あなたに栄光が現されますように 

と祈ってくださいね。そしたら、ぜんぶうまく行きますから。

 ま、そのときは大変なんですけどね。

 でも、いつか振り返ってみるとそれがわかると思います。

 

とそのブログには書いてありました。

この言葉を日に何度も繰り返して、私は神さまへの信頼をつなげていくことができました。そのおかげでいつも平穏な気持ちでいられましたし、喜びと感謝、そしてついには賛美の心をいただけるまでになったのだと思います。これは自慢ではなくてへりくだりの気持ちですよ。私には何もできません。

ただ神さまだけが信頼をもって助けを求める者にお与えになれるのです。

私のこれまでの人生の中で最大の試練と思えたこの一連の時期をこのように過ごせたのは本当に恵みでしたし、その時にこのような言葉に出会えたことも感謝でした。

きっと神さまがこの言葉をも用意していてくださったのでしょうね。そのことにも感謝です。


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主に栄光!


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