8. ロザリオによる恵み
こんにちは、SUZUME-SUZUMEです。
今日はロザリオに関するお話しをさせていただこうと思います。
ミオは自分のセミナーに来てくださった方にメジュゴリエで買ったロザリオを配っています。
なぜそんなことをするようになったか、セミナーに来られた方はよくご存知の話ですが、かいつまんでお話ししてみます。
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ミオがまだ学生だったころ、ユーゴスラビアに戦争が起こりました。カトリック信者は宗教的迫害,弾圧を受けました。
その結果、毎日の生活の糧を得るのも困難な状態となって行きました。その時機に、ミオの父親と祖母が同時に入院してしまいます。結局祖母は癌で亡くなってしまい、父親も痛みに耐えかねて神様に死をくださるように願っているのを彼は偶然聞いてしまいます。
このような状況のもと、ミオは自分が神様を信じているのが間違いなのかと思い始めます。信じているのになぜこんなに酷い状況におかれてしまうのだろう? もしかすると神様は本当はいないのかも知れない。
「神様が本当におられるならしるしをください」と、14ヶ月間彼は祈ります。そのようにして14ヶ月が経ったころ、まだご出現が始まって間もないメジュゴリエに巡礼に行くチャンスに恵まれました。
まだ巡礼者が少ない頃でしたので、彼はご出現の場に立ち会うことができました。
その時に神様との大きな体験をし、彼は求めていた「しるし」をいただきました。
(このあたりのことは、セミナーに参加された方に話をきくか、講話のCDをお聴きください。只今、今年2013年の講話CDの中でもこの話はされています。)
ミオは、自分は世界中で一番の幸せ者だと感じ、それ以来、神様のために全人生を捧げることにしました。
ところが、それから大変な時機がはじまります。
それまで自分の友達だった人たちは、ひとり減り、ふたり減り、、、とみんな自分から去って行ってしました。
両親も友人の司祭でさえも、ミオの生活は普通じゃない、祈りすぎる、断食を週に二回もするのはやりすぎだ、、、と言いました。
でも、彼は、「まあ、いい。これから結婚しようとしているあの人さえそばにいてくれれば、全然問題ない。ふたりで幸せな家庭をつくろう」と思っていました。
ある日のデートで、ミオは「今日こそ結婚を申し込もう」と思ったのですが、まさにその日に、別れを言い渡されてしまいます。
「だって、あなた、変わっちゃったから、、、。」
彼は、家へ帰るために駅の方に向かって歩いて行きましたが、あまりのショックで自分がどこをどう歩いているのかも分からない状態になっていました。
その日はとても寒かったので、無意識に彼は両手をズボンのポケットに入れました。すると、手にロザリオが触れました。
「あ、そうだ、マリア様がきっと助けてくださる」と思った瞬間、何か大きな力が彼を後ろに引っ張りました。すると目の前を電車が通りすぎて行きました。
彼はいつの間にか線路の上を歩いていて、電車が近づくのも気付かなかったのでした。もし、何かの力が自分を後ろに引っ張ってくれなければ、間違いなく死んでいた!
「マリア様が命を助けてくださった!」とミオは思いました。
こういう体験をしたため、自分のセミナーや一日静修に参加してくださった方々に、ミオはメジュゴリエで買ったロザリオをプレゼントするようになったのです。
どんな時も信頼をもってロザリオを祈るなら、マリア様がいっしょに神に祈り、執りなしてくださることを伝えたいのです。
はじめのころは全部自分のお金で買っていましたが、今は参加者の方々の献金で次のセミナーのためのロザリオをまかなえるようになりました。
皆さんのご協力のおかげで、アフリカなどにたくさんのロザリオを持って行くことができるようになりました。
ミオはいつも二つのスーツケースを持ってセミナーに出かけます。
一つには衣類、もう一つにはロザリオが入っています。
下のロザリオは日本にミオが持って来たものです。
でも、来年はもっと数を増やさなければ足りなくなる、と彼は言います。
もしかすると、来年はわたしももう一つスーツケースを持たなければならないかも知れません!!!(実は、重い物持つの苦手です。)
このミオの配っているロザリオで数々の癒しや奇跡が起こっていますが、次回は日本で起こった「ロザリオによるお恵み」のお話をしたいと思います。
主に賛美と誉れ!
神の母マリアに感謝!