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2013年12月11日 (水)

14. ドイツでのセミナー


表紙のページでお知らせしましたが、来年(2016年)の日本のセミナーの予定がミオの事情のために大幅に変更になってしまいました。
ご迷惑をおかけすること、お詫び申し上げます。
ことが起こったのは10月でした。
ちょうど、SUZUME-SUZUMEが小郡のセミナーの具体的な予定を立て始めたころのことでした。ここで来年の日本のセミナー準備のすべての作業を一時停止しました。
ドイツ、スイス、オーストリアでのセミナーはすべてキャンセルされました。

わたし自身は、ミオのセミナーのキャンセルは二度目の体験です。
ミオの講話の中にもよく出て来るエピソードですが、ミオのお父さんが亡くなり、お父さんのお葬式の日、実家のスロベニアに出産準備のために帰っていたエリカが破水し、母子ともの命が危ぶまれたときのことです。

今回、なぜセミナーをキャンセルしなければならなかったか、ミオがまた神様のみ業の体験としてセミナー中に話してくれると思います。

この出来事が起こってから、もちろんわたし達はたくさん祈りました。みな、一応に祈りの時に平安を感じるので、事態は間もなく収束するだろうと誰もが思っていましたが、事態はどんどんひどくなって行き、みな、当惑してしまいました。
これは、主への信頼の度合いをためされていたのでしょうか?
もしかすると、来年の日本行きはキャンセルになるという可能性も出て来ました。

ところが、事態は一気に解決されました。主に賛美と栄光!


2017年1月追記ことの原因は、ミオの奥さんが突然半身不随になってしまったからでした。顔の半分も、まるで筋肉がなくなってしまったように垂れ下がってしまいました。検査をした結果、二種類の病名が言い渡されましたが、どちらにしても生命の危険が大きく、たとえ死ななくとも一生車椅子の生活を強いられるだろう、と言い渡されました。もちろん、ミオは三つのステップで祈りました。ミオの友人やチームも祈りました。
ある日、突然、ミオは医者に、「治っているので退院するように」、と言われました。エリカは何の後遺症もなく、元気な体で家に戻ることができました。)


ミオはドイツでの今年最後のセミナーを行うことができました。
その時の写真を少し、ご紹介させていただきたいと思います。


11月30日、ご聖体礼拝です。明日からアドベント。まだろうそくに 火は灯っていませんね。
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セミナーの様子です。参加者は200名くらいでした。黙想の家に泊まりきれず、他の宿泊所に泊まった方がいらしたようです。
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    上の写真の左手前にあるのは、ミオがアフリカに建てるだろう教会の模型です。

昨年、アフリカのガーナに行ったミオは、教会を建てるようにというインスピレーションを受け、プロジェクトが始まりました。

建築にかかる予定の四分の一が、ドイツ、オーストリア、日本、その他の方々のご寄付によって集まりました。しかし、たいていは不測の事態が発生して、予定した金額より多くの費用がかかるものです。
どうぞ、みなさまのお祈りと出来る方はご寄付の方もよろしくお願いいたします。金額はひとりが多くを負担する必要は有りません。大勢の方がそれぞれ少しづつしてくださったら、いつか、教会は完成すると思います。どうぞよろしくお願いいたします。


賛美グループ、ヴステンブルーメンです。赤ちゃんが生まれたり、仕事が入ったりで、メンバーは全員揃ってはいないのですが、、、。
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  神父様が5人も協力してくださって、素晴らしいセミナーとなりました!
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  夜はバジリカまで賛美しながら各自ロウソクを手に手に、光のご聖体行列を行いました。
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この度のセミナーでは、3人の方が神様の栄光が現された体験を話してくださいました。

最初に証しをされた方は、若い女性でした。背中にひどい痛みを感じ続けていた彼女はあちこちの医者に見てもらいましたが、原因が分からず、どんな治療も功を奏しませんでした。ミオが知識の賜物によって彼女のために祈ると、交通事故がその原因であると分かりました。彼女は母親の運転する車に乗って、事故にあったことを思い出しました。ミオがその時の癒しの祈りをすると、イエス様が彼女に後ろに立っておられるのを彼女は感じ、暖かな光に包まれているような感覚を受けました。その以来痛みはなくなったということです。


二番目の方は長い間家族の回心のために祈り続けて来られました。あるとき、ご主人が手遅れの前立腺がんであると診断されました。もはや、治療することはムリで、とりあえず痛みを止めることしかできないと医者に言われます。彼女はミオのセミナーにご主人を連れて来ますが、ミオに祈ってもらったときに身体が暖かくなり、その夜はよく休めます。翌日のごミサ中に突然体中が暖かくなり、あまりの身体の変化に驚いて何が起こったのか分からなくてご主人は教会の外に出ます。変化が収まると、足腰の痛みが消えていました。その後、医者に行き、癌が癒されたことを確認します。


三番目の方は7歳くらいの女の子でした。彼女はミオにもらったロザリオを首にかけて前にでて証しをしてくれました。
「わたしは生まれる予定よりずっとずっと早く生まれてしまいました。そのために、耳が聴こえませんでした。でも、パパもママも、それに大勢の人が祈り続けてくれたので、神様が癒してくださいました。だから、もう耳が聴こえます!」
彼女はそのあと、わたし達のところに来て、いっしょに賛美をしてくれました。わたしは、とても、とても嬉しかったですよ!
彼女のように、小さいころに主のいつくしみを体験した人は、本当に幸せだと思います。
彼女のように大勢の子供達が主を体験して、主への愛と信頼をもつことができるように、そして彼らが主の平和に満たされた未来を築いて行けるように、わたし達は子供達のため、若者のためにも祈る義務がある、と思いました。


主に賛美と栄光!

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