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2016年3月 9日 (水)

20. フランチェスカさんの証し

こんにちはSUZUME-SUZUMEです。

フランチェスカ Y・I さんがメールをくださいました。
フランチェスカさん、証しをありがとうございます。身内が亡くなったことに関して証しをするのは、とても勇気がいることだと思います。 フランチェスカさんに倣って、主に栄光を帰すために、私自身も近いうちに証しをしなければ、と考えています。
フランチェスカさん、ちょうど、お姉さんの命日ですね。お姉さんとお姉さんのご家族に主の祝福が豊かにありますように!      SUZUME-SUZUME 

ーーーーフランフェスカさんの証しーーーー

すずめブログの、19.「聖霊からいただいた歌」についての証しを読んで、去年(2015年)の3月10日に亡くなった姉を思い出しています。 

 姉は長年ロサンジェルスに住んでいますが、2014年の11月、特別に用事があったわけでもないのにふらっと日本に戻って来ました。

私も姉に久しぶりで会うのが嬉しくて、食事や買い物を楽しみました。でも、ふたりで話しをした時、姉は自分の中に満たされない苦しみがあることを打ち明けました。

マリア様のことを知りたいんだけど、理解できないのよねえ‥。
色々あってねえ、もう日本に戻っ来ようかなあ‥。

姉は日本でカトリックの洗礼を受けていてアメリカに行きました。最初のころは日本語のミサがある教会に行っていたのですが、引っ越しをしてからは、近くにあるプロテスタントの教会に行き始め、それ以来長い間ミサにあずかっていませんでした。

姉の中の信仰が揺らいでいる様に見えました。一言で言うと「ぐちゃぐちゃ」になってい るようでした。
姉の中の奥深いところはどうなっているのか、多分姉自身も分からなかったのでしょう。

私は、姉を○○神父様のミサに連れて行って、姉は少し司祭とお話しをしました(これが姉にとって最後のミサとなりました)。

ロスに帰る日が近づいてきました。私も、自分でできるかぎり沢山のことを伝えたつもりですが、姉の魂は満たされていませんでした。

出発の前日の夜、一緒に食事をし、別れ際にSUZUME-SUZUMEのCD 『わたしは 慈しみの王』を渡しました。
これは私が姉に示すことができる最後の愛だと思い、祈りながら渡しました。 そして抱き合って別れました。
 
  次の朝早く、ホテルにいる姉から電話がありました。
「CD聴いたよ、こんな美しい歌聞いたことない。魂がいやされたわ。どうしてもっと早くくれなかったの?!」と・・・・
姉は、一晩中泣きながら聴いたそうです。 その電話が姉とわたしの最後の会話となりました。 

翌2015年3月、ミオの軽井沢セミナーに私が参加しているとき、ロスの姉の家族から、姉が倒れて意識不明で救急車で運ばれたと連絡がありました。 
すぐにミオに伝え、セミナーに参加している皆さんに祈ってもらいました。
神父様は姉のためにミサを捧げてくださいました。

実は、医者が検査した結果、姉は肝臓がん末期で手術ができない状態だとわかりました。姉は自分が癌であることを知らず、倒れてから意識が戻らないまま亡くなりました。

ちょうどミオのセミナーに参加中だったおけげで、遠く離れていても、私は姉に必要な恵みを祈ることができました。 本当に準備された姉の死だったと思い、主に感謝しています。

聖霊が与えてくださった歌は心と魂と霊を癒します。そして回心が起こります。

主に賛美と栄光!
フランチェスカ Y・I    2016年3月9日

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