24. 沖縄、ほか
こんにちは。SUZUME-SUZUMEです。
個人的にいろいろなことがあり、2016年の報告がすっかり遅くなってしまいましたこと、お詫びいたします。
今年(2016)のセミナーは軽井沢から始まり、何か「特別な」感じはしていましたが、
八代ではセミナー開始の前夜に熊本地震が起こり、参加希望者の交通手段が遮断されたため、参加者は十数名となり、本当に「特別」なセミナーとなりました。
セミナーは予定通り行われ、ミオはまったく手抜きすることなく話を進めました。まるで、教会いっぱいの人に話しているかのように私には感じられたのですが、あとでミオが、「教会の中は煉獄の霊魂で満ちていた」と話してくれました。
講話中にも何度も揺れがあり、各自の携帯の警報が鳴ったり、スマホが「地震です!」と叫ぶ中、みなさん、とても真剣な面持ちで講話に集中されていました。
煉獄の霊魂のため、また、今被害にあっている人たちのため、この地震で命を落とされた方々のために祈り、ごミサが捧げられました。
セミナー最終日に、地震の被害の視察に見えられた司教様に祝福をいただくことができ、次の目的地、沖縄へと向かいました。
司教様の祝福というのは、非常に大きいのです。おかげで、混乱時にもかかわらず、沖縄までの行路も祝福され、予定よりも早く沖縄に到着しました。
話が飛びますが、ミオが初めて来日したのは、2010年のことでした。そのときは2週間ほどの日本滞在でした。東京のある修道院をお借りして、信仰刷新セミナーを行いましたが、セミナーもそろそろ終わりという頃、ひとりの女性がこう言いました。
「ミオさん、是非沖縄に行って祈ってください。」
それを聞いたわたしSUZUMEは心の中で思いました。
「ええっ! それじゃ1ヶ月は日本に滞在しないといけないわ! それは無理、無理!」
でも、ミオはすぐにこう答えました。
「はい。行きます。」
私はミオを睨みました。
「私、これでも主婦なのよ。一ヶ月も家を空けられるはずないじゃない」という思いを込めて。
すると彼は私を見ながらもう一度言いました。
「はい、行きます!」
あれから7年の時を経て、今年、ようやく沖縄行きが実現しました。私が一ヶ月も家を空けられることも可能な状態となり、問題なく同行できました。
今回の沖縄訪問は土地の祈りのみを計画していましたが、沖縄で準備をしてくださった方々からの要望で、急遽ミニセミナーを行うことになりました。
沖縄に到着したその日、司教様にお会いして祝福をいただき、午後4時すぎからの数時間の短いセミナーが行われました。
司教様が呼びかけてくださったこともあり、思いがけず参加者が100名を超えました。ごミサは、司教様、司祭方5名、助祭1名の豪華なものとなりました。
協力してくださった皆様、参加してくださった皆様に、心から感謝申し上げます。
初めての沖縄での土地の祝福の祈りとセミナーでしたが、大きな実りにつながると思います。次回はぜひじっくりと時間をかけたセミナーができますように!
ミオが講話中によく話す例ですが、クロアチアのとある町でのことです。
10年前にミオがはじめて訪れたその土地は、風光明媚な土地にもかかわらず、なぜか人々が住みつかないところでした。自殺者の数が多く、子供の数が少ない。その数少ない子供達は激しい夜泣きやアレルギーで苦しんでいる。多くの家族が出て行ってしまう、、という問題を抱えていました。
そこで、ミオは5組の夫婦と祈りのグループをつくり、土地のため(土地に関わる霊魂のため)に祈り始めました。
神様は、忠実にこの祈りを続けるなら、この地に修道院や教会が建つと言ってくださったそうです。
それ以来ミオは定期的にその土地を訪れ、祈りのグループに会い、共に祈っています。
当時10人だった祈りのグループは今では200人にも膨れ上がっており、神様が約束してくださった通り、新しい教会と修道院、大きな黙想の家が建ち、数年前からベビーブームが起こり、人口は増しているとのことです。
同じことが沖縄でも起こるはずです。
他の土地でも起こるはずです。
ミオのセミナーに参加して祈り方を学んだ方は、どうぞ、続けてお祈りください。
信仰のあるところには奇跡が起こりますから、ね!