35. 赦しの秘蹟の準備(証し)
最近、ロザさんから面白い証しを聞きましたので、ぜひ文章にしてくださいとお願いしました。
告解の準備をなさる時に、どうぞ参考になさってください。SUZUME
-------------------------ROZAさんの証し----------------------
多分、2015年のセミナーに参加した時のことだったと思います。
その日は、良い告解が出来るために、ミオさんは彼の経験を通して講話をしてくれました。その後、私たちは、残らず罪を告解ができるよう照らしと導きを願いつつ、ご聖体の前で祈り、準備しました。。
このように十分準備をしての告解でしたので、まずは良かったと思いました。
が、次の講話で、ミオさんは「皆さん、告解は済みましたか?」と私たちを見回しました。
そして、続けたのです。
「でも、まだ告解をしなければならない人が何人か居ます。」
私は、「主よ、私もですか?」と心の中でイエスに問いました。
「でも、もう思いつかないです。全部告解したと思うんです。」
その夜、休む前にこう願いました。
「主よ、私の気が付かない罪がまだ残っていたらどうか教えてください。」
明け方、夢を見ました。
私はホテルの廊下に立っていました。豪華な、大きな、美しいホテルです。
ふと気づくと、私の後ろに「固形排泄物」が落ちているのです。
私のものです!
大きなものが一つ、まず、私はそれを拾ってかたずけました。
でもよ~く見ると、まだ小さなものが二つ落ちているのです!
この豪華で美しいホテルにはそぐいません。これはホテルの人が片付けるべきだと思い、近くに立っているベルボーイを見るのですが、彼は知らんふりをしています。
あ〜そうか、これは私のものだもの、私が片付けなくてはいけないのね!
と思ったところで目が覚めました。
私は、「神様、あの排泄物は私の罪ということですか? もしそうならどんな罪か教えてください。私は鈍くてわからないのです。」
そう祈った途端、目の前に二人の人の顔が大きくボアっと浮かんだのです。
「え~!!!!
あれは40数年も前のことです。 主よ、あれは罪ですか?」と思わず叫んでしまいました。
そうです、私はその二人を本当には赦していないことに気づきました。
神様はそれを告解して欲しかったのですね。
私の傷を癒すために、神様はその罪を赦したいと思われていたのですね。
その夢のおかげで、忘れていた罪を告解し、赦しの秘蹟をいただくことができました。
心からその人を赦すお恵みを頂き、私の中にあった古傷は癒されました。
その時以来、私は、
「忘れている罪、気が付かないで犯している罪を示してください。
主よ、あなたの望まれる告解となりますように」
と、祈りながら準備するようになりました。
神に感謝!