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2018年9月18日 (火)

47. 神のみ業

こんにちは、SUZUME-SUZUMEです。

今日の話はすこしミオから離れるかも知れませんが、神のみ業についての証しです。

 

私が参加している祈りのグループのリーダーはインド人です。月に一度、彼の家に集まり、祈りと讃美をします。このグループはインド人、クロアチア人、イタリア人、メキシコ人、ポーランド人、ドイツ人、そして私、日本人と、国際色豊かです。

 

先日、このインド人のリーダー、ラフィが、インドからマリアクマという司祭を招いて一日黙想会をしました。

マリアクマ神父の英語のHPはこちらです。

https://www.mariakumar.org/joy-of-being-a-missionary-priest/

 

講話の内容は、ミオが話していることととてもよく似ていました。

告解の大切さや、犯してしまう罪には、先祖の罪が関係している場合があること、その場合は先祖の代理として罪を痛悔し、神に赦しを請う必要があること。

 

オカルト関係(ヨガ、禅など、他の神々がルーツであることを行ったり、占いなどをしたり)に関わった場合は、心から悔いて罪の赦しをいただき、もう二度としないと決意すること。

 

自分に起こったどんな状況も、神が許し起こったことなので、自分にとって「良い」ことだと感謝し、受け入れること。そうするなら神が導いてくださること。

(これは、ミオがいつも言っている「三つのステップ」ですね。)

 

イエスに似た者になるために、イエスを学ぶ事。(聖書を読む)

 

私も賛美奉仕をさせていただきましたが、一緒に賛美をしたマリアナという女性が最後に証しをしてくれました。

 

今年の春のある日、仕事中に突然身体が動かなくなり、彼女は病院に運ばれます。診断の結果、卒中を起こしたとのこと。彼女はまだ30代です。卒中を起こしたことが信じられませんでした。でも、身体は動かないし、声すら出ません。普段、彼女はマイクを使わなくても教会中に響く声の持ち主なのです。

 

Mariana 彼女は病者の塗油を受け、心の中で祈り続けます。

「主よ、あなたがくださったこの状況を受け入れます。あなたがこの病気を通して、私に何かご計画があるということを私は信じます。感謝します。主よ、どうか、栄光を現してください。また元気にしてください。」

 

相変わらず身体は動かず、人に身体を拭いたり、下の世話もしてもらい、一週間が過ぎていきました。

そして、やっと車椅子に乗ることができるようになりました。

彼女はたくさん泣いたと言っています。このまま車椅子の生活が続くのだろうか、、という不安に祈る力も無くなっていきます。

 

そこで、やっと彼女は私たちのグループのリーダー、ラフィにSMSで祈りの依頼をします。ラフィはすぐに病院に駆けつけ、彼女に手を置いて祈りこう言いました。

「神があなたを癒してくださることを信じなさい。固く信じなさい!そして、あなたと同じ病気、同じ苦しみを持っている人のために祈りなさい!」

 

それから数日後の6月30日(2018年)に、インドからシャジーというカリスマを持った方がいらして、彼指導の祈りの会がありました。

この祈りの会もラフィが企画したものです。

 

少し、余談になりますが、私、SUZUMEは今年の1月にインド人の司祭、アントニー神父が率いるインドのケララ地方の巡礼に参加してきました。

アントニー神父とラフィはインドで同じ学校に通っていた昔からの友人です。(ちなみにシスターマルガリタ・ヴァラピラも彼らの友人です。シスターマルガリタの著書「イエスは今日も生きておられる」は聖母文庫から出ています。)

 

その巡礼中にケララにある聖霊刷新センターを訪れ、そこでこのシャジー(彼は司祭ではありませんが、結婚をしないで神に奉仕をしようと決めた方です。)指導の黙想会がありました。この時に、6月のシャジー来独の日程を調節したようです。

 

このシャジーの祈りの会にご主人がマリアナを連れて行きました。シャジーは彼女のためにたくさん祈り、最後にこう言いました。

「立ちなさい!」

マリアナは、イエスがおっしゃっていると思いました。そして、立ち上がり、歩き出したのです。嬉しさのあまり、10歳のお嬢さんと一緒に踊りだしました。

でも、まだ声は出ません。話すことはできません。

 

翌日、また彼女はシャジーの祈りの会に行きます。

シャジーが「イエズスと言ってごらん」「ハレルヤと言ってごらん」と言いますが、声が出てきません。

そこで、そこにいた司祭全員と参加者全員が異言で祈り始めます。すると、彼女の中から声が湧き出てきて、最初は小さな声で「ハレルヤ」と言ってみました。だんだん声が大きくなり、「ハレルヤ、ハレルヤ、ハレルヤ!!!」と大きな声で主を賛美することができるようになったのです。

 

今、マリアナは以前と同じように大きな響く声で賛美し、歌い、元気に歩き回って奉仕しています。

神に感謝!

 

実は、マリアナは以前にも主の慈しみと愛を体験しているのです。

 

彼女のお嬢さんがお腹にいた時のことです。ある日、赤ちゃんの心音が停止してしまい、医者は母体が危険なので、堕胎しなければならないと言いました。

ちょうどこの時、ミオの信仰刷新セミナーが彼女の住む町であったので、彼女は泣きながらミオに祈りを依頼します。

 

私は、彼女が崩れるように泣いている姿を見た覚えがあるのですが、そんなに大変な状態だったことは、後で知りました。

 

ミオは、「眠っているだけだ」と言って祈り、その後彼女が医者に行くと、再び心音が聞こえ、無事出産することができたのです。

 

神の慈しみと愛に賛美と感謝!!!!

ハレルヤ!!!!

 

私たちは、大きな苦難、いえ、時には小さな困難さえ、主からのプレゼントだと思って受け入れることはなかなかできませんね。

でも、「十字架」を担うことでイエズスに続くものとなれるし、「十字架」によって

イエズスは死に打ち勝たれたのですから、

本当は、これを受け入れるべきだと心のどこかで知っているのではないでしょうか?

この「十字架」を通して私を清めたいと思われている、と知っているのではないでしょうか?

でも、なかなか「はい」と言えません。

だから、マリア様にマリア様のような清らかな「はい」を言えるお恵みを

取り次いでくださいと、今日もロザリオを祈りましょう!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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