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2019年12月14日 (土)

72. 「愛の溶接工」の歌

「ミオのおばちゃんたちに、作った賛美の曲を聴かせてあげたい」と自称「愛と平和の溶接工 」ラフィ君から連絡を受けたので、さっそくその曲を送っていただきました。

 

「ミオのおばちゃんたち」というのは、バラダチームの私たちのことです。彼は20歳。青春真っ只中!

現在溶接の勉強中で、四月から溶接工としてお仕事を始めるようです。

 

彼がミオのセミナーに初めて来たのは、中学三年生のときでした。それから高校三年まで毎年参加してくれたので、「ミオのおばちゃんたち」にとって素直でかわいいラファエル君は、「おなじみさん」なのです。

 

彼も二人のお兄ちゃんたちも、父親から受け継いだ音楽の才能があり、お兄ちゃんたち二人は公の場でもよく演奏をしていたようです。その音楽を聴きながら、幼いときからラファエル君はギターに触れ、見様見真似でギターを習得しました。

 

「こことここを押さえると、簡単にこの音が出る」と言って、教本には載っていないギターの玄の押さえ方を私に教えてくれたことがあるのですが、彼は自分でそれを発見したらしいのです。ギターをいまだに習得していないミオのおばちゃんとしては、彼の才能が羨ましいかぎりです。(主よ、けっして妬んでいるのではありません。ラファエル君にそのような賜物をくださったことに感謝しています!)

 

ミオのセミナーが終わって最後の食事のとき、「ミオのおばちゃんたち」のリクエストで、食堂で歌ってくれたこともありました。

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彼は苦しみも体験しました。小学2年生から中学3年生まで不登校だったのです。

現代の日本では不登校の子供が増えているようですね。

不登校になるには様々が原因がありますが、子供の精神的な状態が原因という場合もあります。この場合は、胎内にいた時に母親が受けたショックや、苦しみ、悲しみが影響していることがありますので、胎内にいた時期を丹念に祈るといいと思います。

 

ラファエル君だけでなく、ご家族、特にお母さんは辛かったでしょう。

でもラフィかあさんは立ち上がりました。ミオのところで霊的な学びを受け、その状況を受け入れて、感謝して、栄光を現してくださるようにたくさん祈りました。胎内にいた時期だけではなく、他の祈りもたくさん捧げました。

イエスを信頼し、委ね、聖母に執りなしを願い、涙と祈りを捧げました。そして、今は喜びのうちに祈りを捧げ続けています。(もちろん霊的生活にも波はあり、辛いときもありますが、私が見ていて、どんな辛い時も彼女の心に底には「神からくる喜び」が流れているように思えます。)

 

私SUZUMEは、彼女と一緒にメジュゴリエに行った時のことを思い出します。

夕方の野外でのごミサのとき、彼女の席の前にイタリア人の三人の若者、たぶん兄弟、が座りました。ふざけあっている彼らを見て、「うちの息子たちみたい」と彼女は思うのです。ところが、ごミサがはじまると、三人はうって変わった態度になります。跪き、頭をたれ、祈りに入ったのです。

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それを見た彼女は感動し、「うちの三人の息子たちもこのようなお恵みがいただけますように」とマリア様に願います。2012年のことでした。

 

その祈りは聞き入れられつつあるようです。ラファエル君は「愛と平和の溶接工」になり、お兄ちゃんのひとりは司祭への道を歩み始めたのです。

祈りによって奇跡は起こるということを、私も目の当たりにさせていただきました。

神に賛美と感謝!

 

最終目的地(天国)に向かって、ラフィかあさんはこれからも祈り続けるでしょう。ミオのおばちゃんたちもご一緒します。

 

では、「愛と平和の溶接工・ラッフィ君」の「愛の祈り」(YouTube)をお聞きください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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