77.霊的聖体拝領の祈り(追記あり)
参考までに霊的聖体礼拝の祈りを少しご紹介します。
今、わたしSuzumeは家にいないため、日本語の祈りの本を開くことができませんので、ドイツ語の祈りを二つご紹介します。
でも、言葉通りでなくとも、罪を痛悔し、「主よ、私はあなたをお迎えできるような者ではありません。ただ一言をおっしゃってください」と 御聖体をいただく準備をし、天におられるの祈りをして 心の底から「御聖体にまします主よ、来てください」と祈ればイエスは来てくださると私は思っています。
霊的聖体拝領の祈り
(ただし、ドイツ語からの私訳です。ご自分の判断でご使用ください。)
● 私のイエスよ、あなたは最も聖なる秘跡の内に現存されることを信じています。他の何にも増して私はあなたを愛し、私の魂はあなたを切に求めます。しかし、今、私はあなたをお受けすることができません。どうか、霊的にだけでも私の中に来てください。
(沈黙。御聖体拝領していることを想像する)
あなたがすでに私の中に来られ、私と一つになってくださったと信じてあなたを抱きしめます。心からの畏敬の念を持ち、あなたを礼拝します。私があなたから離れることを、どうか、決して許さないでください。アーメン
● イエスさま、私はあなたを信じ、あなたに希望し、あなたを愛しています。私の罪を心から痛悔しています。
イエスさま、私の心の中に来てください。私はあなたを慕い、望みます。
イエス様、あなたは私とともにおられます。あなたを礼拝し、感謝します。あなたに私自身を捧げます。私のすべての祈りの意向のために助けを願います。私とすべての人々、特に死の床にある人々を祝福してください。罪人に改心の恵みを、病人に癒しを与え、煉獄の霊魂を救ってください。
イエスさま、あなたを信じています。私の心の中に来てください。私と共にいてください。私はあなたを礼拝します。どうか、祝福してください。
ーーーー追記 2020年2月27日
私が上に訳した祈りの正式日本語版をバラダチームのメンバーが送ってくれました。
この祈りが載っている本は、レデンプトール会発行、聖アルソンソの『聖体訪問と聖母訪問』だそうです。残念ながら絶版とのこと。
このような本が絶版なのはもったいないです。ぜひ再販されますように!!!!
その本の中に、霊的聖体拝領についてこのように書かれています。
「聖体訪問のたびに霊的聖体拝領をするとよいので、霊的聖体拝領とは何か、どんな効果があるのかを説明しておこう。これは聖体拝領をしたいという熱い望みを持ち、実際に拝領したかのように愛を込めて主を抱擁することえある。
主はある修道女に金と銀の器を見せて、金の方には聖体拝領を、銀の方には霊的聖体拝領を入れておくと仰せられ、主が霊的聖体拝領をどれほど尊重し、それによっていかに多くの恵をお与えになるかを悟らせてくださった。
また主は、別の修道女に、霊的聖体拝領をする度に実際に拝領をしたと同じ恵を受けられると仰せになった。なによりもトリエント公会議が霊的聖体拝領をたたえて、信者に実行するように奨励していることで十分であろう。
それゆえ、敬虔な人々は御名この霊的聖体礼拝を度々行なっている。あ福者は多数回行い、ある神父は『よい聖体拝領のいちばん良い準備は霊的聖体拝領である』と言っている。
そこで、イエズス・キリストへの愛に進歩したいと望む者は、少なくともミサのときと聖体訪問の度に一回霊的聖体拝領をするとよいのだが、始めと真中と終わりの三回すればなお良い。
この信心は考えるよりもずっと有益でそしてたやすい。
一日に多数回行った上述の福者は、霊的聖体拝領は誰からも見られず、断食の必要もなく(註:聖体拝領前の断食は、昔は聖体拝領を前の真夜中からでした。その後3時間前となり、今は1時間前です。)指導司祭の許可もいらず、いつでもしたい時にでき、愛の行為をすればそれでよいのだ、と言っていた」。
イエズスよ、主が聖体の中におられることを信じ、すべてを超えてあなたを愛し、私の心にお迎えしたいと望んでいます。今、聖体を拝領することができないので、せめて霊的に拝領させてください。実際に拝領したように主を抱擁し、まったくあなたと一致します。あなたから離れることが決してありませんように。(聖アルフォンソの祈り)
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